リフォームでも新築でも力の入れどころというものがあります。
よほどの大金持ちで金に糸目はつけないという人は別として、皆様ご予算というものがおありです。
必要に迫られてやむおえず行うメンテナンス系リフォーム。
築年数が経つことで色々な場所や設備等に劣化が見られ、心機一転のリフォーム。
子供が独立し夫婦中心の生活になった等のライフスタイルの変化に合わせてのリフォーム。
無我夢中で子育てを完了させ気づけば家のことを何も手入れしていなかった為につけの回ってきた悲壮なリフォーム。
本当に様々です。
そしてどのタイプのリフォームにも言えることはそのプランにメリハリをつけることです。
あらゆる場所に予算と想いの全てをつぎ込むということはなかなか予算的に大変なことです。
ですから、譲れるところと譲れないところをきちんと整理し見極めてプランに反映させることが大事です。
M様の場合はその譲れない場所がフローリングでした。
本物の無垢のフローリングをご希望で杉・楢・桧・パイン・オークなど様々な樹種のサンプルを実際に触って見て、オスモのオークナチュラルというフローリングに決められました。
この商品は床板の厚みが21ミリもあり(通常のフローリングは12ミリが多い)1枚1枚の幅も160ミリという大変迫力のある最高級のフローリング材です。
大工さんも素晴らしい床板を手にし力が入ります。
一枚一枚床板の顔色を見ながら(床の節や木目や色合いなどをバランスを考えながら張るという意味)施工していきます。
出来上がりがひたすら楽しみなM様です。
写真はキッチンとリビングに無垢のオークのフローリングが張り伸ばされていく様子です。
さぁ、いよいよ工事は佳境に入って参ります。
次回をお楽しみに♪(タカハタ)