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畳は日本人の魂!?

今日は畳のお話。

先日すまいの窓口Hale(ハレ)の会員さんから「畳の表替えをしたいんだけど・・・」と相談を頂きました。

畳の表替えのお仕事は一年の間に早々たくさんはありません。

お住まいになるご家族のライフスタイルによって差はありますが、やはり畳は一度新調すると最低10年は持ちます。

そして表替えをすると更に・・・

それだけに上質なものを選んでおくと長い間気持ちよく使ってもらえます。

とは言え、ランクもかなり幅があり実際に日本製と中国製の違いなどはパッと見だけでは素人にはわかりません。

写真に撮ってご覧頂いてもおそらくわかって頂けないと思うのですが、触ってみるとはっきりわかります。

このお客様のお宅は1階に和室コーナーがあり、床暖房が設置されています。

ここの畳は縁なし畳という正方形のとてもおしゃれなもの。

床暖房がちゃんと実感できるようにとかなり薄いものになっています。

写真は縁なし畳用の畳表。

上が日本製で下が中国製。

どうでしょう。
わかりませんよね。
でも手にとって触ってみると「あっ!」と。
その厚みや質感が全然違いました。
日本製のものの方がかなりしっかりしていました。

中国製のものはい草を日本から持って行っているものもあるそうですが、相対的に短時間で乾燥させるそうです。

それに対して日本製はい草を乾燥させる過程の時間が断然長い。

もちろん使う糸に至るまで材料も違うのでしょう。

その代わり中国製の価格はリーズナブルです。

ですから、そのお部屋の使用頻度や用途に合わせた選択をすればいいわけです。

畳やさんはお祖父さんの代から日本の伝統を守り継いで来られた3代目。

こんな風に丁寧に見本を見せて説明して選ばせてくれます。

ちなみにこちらは最上級の日本製。

表替えの際はここまでしっかりしたものは逆に向かないという説明もありました。

厚みや肌触りや香りがとても良かったです。

この頃はホームセンターに行けばダンボールの芯にナイロンの表を被せたような手軽な使い捨ての畳も売っています。

でも本物と暮らすことははやはり豊かな日常生活、豊かな人生へと繋がります。

みなさんも暑い夏を調湿作用のある自然素材の畳の上で過ごしませんか?

夏が来る前に畳の表替えはいかがでしょう♪(タカハタ)