こんにちは。
兵庫県神戸市、西宮市、宝塚市、伊丹市、三田市、篠山市などを中心にその周辺地区ですまいの相談窓口と適切な施工会社との橋渡し業務を行っています「すまいの窓口Hale」の高畑恵です。
今年はやはりコロナで始まりましたね。
しかし、3月に入って近畿の緊急事態宣言が解除され、もうすぐ関東も解除予定です。
籠ってばかりいられません。
今年最初のリフォームは玄関ワンポイントリフォームでした。
西脇市のT様邸は天理教の教会様。
玄関の幅は普通の住宅の1.5倍ほどあるのですが、1段の高さが結構ありお年寄りの信者さんが上がり下りされる時に転ばれることがちょくちょくあるそうです。
こちらが改修前の写真です。
既製品の上がり段や踏板をおいたりして苦心されていますが、蹴上(段の高さ)がまちまちなのが返って転ぶ危険要素となっているようです。
そこで今回のリフォームは手前の段の1段を取り除いて、そこに3段の階段を確保するというものです。玄関の奥行きはそこそこあるので、階段が前に出てきても大丈夫です。
まずは既存の階段を撤去します。
既存の部分は極力残して撤去するのは本当に細かい作業です。きれいに外れました。3段目の踏み板は既存のものを使う予定ですので、一旦外して置いておきます。
そこに階段を2段作って行きます。
3段目の踏板をうまく使っています。
これで蹴上げ(段の高さ)が均等でしかも緩やかになり、楽に上がれるようになりました。
手すりもしっかりと取り付けます。
出来上がりです。元気な人は左側から、お年寄りは右側から両手で手摺りをもって上がれます。
右手前の木製の腰掛けで一旦座ってもらっても大丈夫です。こちらも大工さんが元あった家具を加工してくれました。
合計2日の工事でしたが玄関でしかも階段の工事は見た目ほど簡単ではありません。
T様も信者様も大喜びして下さり、「こんな良くなるならもっと早くしてもらっておけば良かった!」とのお言葉を頂きました。
建て替えからリフォームして長く住む家へとシフトしている現在、ワンポイントの改修で格段に住みやすくなる方法を選択することも重要ですね。
いつでもご相談お待ちしております♪(タカハタ )